乳酸菌の効果、効用(免疫力の向上)
免疫力の向上
これは最近よく提唱されるようになった乳酸菌の効果です。
まず免疫とは病原菌やウィルス、ガン細胞などの病気から体を守る仕組みのことです。
その多くが血液中に存在する白血球によって担われています。
その白血球の中にはNK(ナチュラルキラー細胞)という免疫細胞がいて、これがガン細胞や病原体、ウィルスを攻撃して体を守ってくれるのです。NK細胞の働きの強さをNK活性と呼び、免疫力を測る一つの指標ともなっています。
ただ、これらの免疫細胞は加齢によって次第に低下していきます。また若い人であっても食生活の乱れやストレスなどによっても低下したりします。NK活性が著しく低下するとガンが発症したり重病にかかったりするわけですね。
近年、乳酸菌にはNK活性を上昇させる効果があると言われています。ある臨床試験では健康な高齢者をA、B、2つのグループに分け、Aグループには乳酸菌が含まれた食事、Bグループには対照食を一ヶ月間摂取してもらったところ、AグループのほうでNK活性の上昇が認められたそうです。
1 乳酸菌とは
4 乳酸菌の効果、効用
便秘改善、ダイエット効果、免疫力の向上、アトピー性皮膚炎の改善、花粉症、肌荒れの改善